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僕のだーーい好きな・・・ 2017年4月12日

皆さんこんにちは!塩瀬です。
今日は私の大好きな医療機器について少しシリアスにお伝えしようかなと。
導入したのは去年の秋なんですが、画像左が動物用ICUというものです。端的に言うとケージ内の酸素濃度を調節できて(大気中の酸素濃度は21%)、温度調節と除湿ができる装置です。導入したきっかけは、ある先輩の病院で手術を見学した時に、術後は必ずICU装置で管理しているのを見て、動物達の術後の回復が良好だなー!と感じた事でした。当然の事ですが、動物達の術後の回復にいかに酸素と保温が大切か、という事を改めて強く感じて導入しました。ホームページの更新が遅いので、いつも紹介するのが遅くなってしまうんですが。
もう一つの利点として私が感じるのは、心臓病による肺水腫、または肺炎などの治療において内科的な治療ももちろん大切ですが、動物達を楽な状態に保ってあげる事ができるのは酸素濃度を高くしてあげるしかないんです。でも、残念ながらそこまで酸素が必要な子達は重症で入院中に亡くなってしまう可能性があります。そのような子達の飼い主様と入院するかしないかを相談すると、多くの飼い主様は(私を含めて)入院させずに自宅で看病する、という方が大多数です。それが治療として良いか悪いかはわかりません。私が初めて自分の犬を亡くしたのは、心臓病による肺水腫でした。当時はICU装置もうちの病院には無かったし、何よりいつも親子孫の3頭で暮らしていたので、ひとりだけ入院させたりするのもかわいそうな気がして、そのまま自宅に置いて仕事に行きました。帰ってきたらすでに息を引きとっていました。親犬と孫犬がそばに寄り添っていました。その時はめちゃくちゃに泣きました。でも今となっては後悔もありません。最後まで親子孫と一緒に居られて良かったのかな、と思っています。今の話の流れだと入院させないならICUとかいらないじゃん!と言われそうですし、現に私もそう思っていました。最近は自宅に設置する用のペット用酸素ハウスなるものがあります。自宅でも高濃度の酸素室で管理ができます。しかし、今必要!!ってなっても、かなり速く対応してくれても、翌日、または翌々日になることもあります。そんな時の緊急避難的に使っていただきたいのです。ウチのICUを。そんな思いで導入したのです。
先日ウチのごぶたんに、ある手術をしなければなりませんでした。しかし、ごぶたんは心臓が悪く、軽度~中くらいの肺水腫の状態で低空飛行的に生活していたので、術後はICUのおかげで快適そう?な感じでした。画像中が手術直後のごぶたんです。画像右がごぶたんインICUの状態ですね。

  

しおせ犬猫病院

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